内科学成書「私はこうしている」は、獣医内科学治療の標準化を標榜し、小動物臨床、教育に携わってきた辻本元、小山秀一、大草潔らが編集の中心となり、2012、2015、2020年に連綿と受け継がれながら制作してきました。
幸いにも多くの動物病院等で受け入れていただき、日常診療で活用されていることに感謝するとともに、さらなる本書の内容継続、強化するために「犬と猫の総合診療 最新治療コンセプト」として Mori no Miyako publishing LLC より2026年5月に新訂いたしました。知的財産、豊富な経験から醸しだされた犬猫それぞれ約1,500ページに及ぶこの1冊で、日常診療における病態の理解、治療方針・治療薬の再確認などが迅速にできるように構成されています。臨床獣医師、動物看護師、その他の方々に、これからも有益な情報を発信してゆくことを第一義に、さらに邁進してゆく所存ですので、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
私たち獣医師は、予防、内科、外科、皮膚、行動など、犬と猫にかかわるあらゆる事象について対応しなければなりません。なかには分野をまたぎ複数の疾患を抱えた症例もいます。「ひと目でわかって、学術情報のすべてが1冊にまとまっている本があれば・・・」。想いをそのまま、見やすい、使いやすいを新しいカタチにしました。
臨床経験豊かな234名の執筆陣が叡智を集結。20分野にわたる各項目の情報を整理。エビデンスはもちろんのこと、経験によるポイント、副反応や予後まで、この1冊で網羅しました。「最新治療コンセプト」がロジカルでスムーズな治療の計画、飼い主と動物にとってベストな方法の選択をアシストします。
疾患の概要だけでなく、症状の変化への気づきのポイント、報告のタイミング、次に何を準備しておくべきか、家庭での投薬やケア指導などは看護要点で、また、飼い主へのインフォームドコンセントを含め、あらゆる情報を獣医師と看護師のチームで共有、院内で一貫した対応がとれるよう本書がサポートします。
犬の総合診療 最新治療コンセプト 2026
掲載項目一覧 ※2025年9月8日時点の内容です。今後変更となることがあります。
猫の総合診療 最新治療コンセプト 2026
掲載項目一覧 ※2025年9月8日時点の内容です。今後変更となることがあります。
参加している勉強会や知人からの評判を聞いて治療ガイドを使い始めました。それ以降シリーズ本をサッと出せる診察室の近くに置いて活用しています。気に入っているのは1冊に臨床で遭遇する多くの疾患がまとまっているところです。目次で該当する疾患を調べ、治療内容を自分の考えと照らし合わせて治療プランを組み立ています。考えがまとまらないと、他の学術書や雑誌を引っ張り出すこともあります。
最新刊は治療内容の表が見みやすいですね。インフォームドコンセントや看護要点は愛玩動物看護師にも読んでもらい、目指しているチーム医療に役立てたいです。
愛玩動物看護師Tさん:日頃の飼い主様対応へのヒントがあり、そのままお伝えしやすいです。
学生のときから治療ガイドで臨床の勉強をしてきました。勤務先の病院でも活用し、いまは「飼い主様へどう説明するか」を頭に描きながら治療方針などを確認しています。この本の良いところは、診察中にほとんどの答えが出せることです。例えば血液化学検査をしている間にパッと調べておき、結果が出たら治療プランを立て、飼い主様に伝える。ワンオペのため限られた時間で成果を出すには、この本が必須です。獣医療情報としては書籍や雑誌、WEBセミナーも利用しており、診察後に知識を補っています。
最新刊にインフォームドコンセントを充実させていただいたのは、助かります。
「犬と猫の総合診療 最新治療コンセプト 2026」は、治療に関する記述を充実させています。それぞれの先生の治療の進め方を「治療例」に、実際に使用する治療薬等の特徴や注意点を「治療内容」として表形式で見やすくまとめました。また、「腫瘍」に関しては、原則として腫瘍を発生部位ごとに分類し、すべての腫瘍を網羅するようにしています。監修者メッセージをご覧ください。
さらに、獣医師が飼い主様へ説明を行う際に役立つ「インフォームドコンセント」や、愛玩動物看護師と共有できる「看護要点」も充実させています。
サンプルでご確認ください。
「犬と猫の総合診療 最新治療コンセプト 2026」は分野ごとの分冊ではなく、全20分野を1冊にした治療本で、監修者、編集も異なり、Mori no Miyako publishing LLC が制作しています。
小動物臨床現場へ継続的に情報提供することを目的とした書籍制作会社です。
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